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かわさき眼科クリニック
072-690-7540

白内障とは?

高齢になってくると視野がかすんだり、光がまぶしかったり、全体的にみえづらかったり白内障の症状が出てきます。 この白内障は耳慣れた病気だと思いますが、加齢により眼内の水晶体が白く濁ってしまう病気です。 水晶体が濁ってしまうと、正常時には水晶体に光が通り見えていたものが、白内障により水晶体がにごり光を十分に通さないため視力が低下してしまいます。
白内障が進行し、日常生活に不便をきたすようになりましたら、濁った水晶体を取り除く白内障手術が必要です。 白内障についてよく知りたい方、手術の方法や眼内レンズの種類、術後の見え方などについて知りたい方はまず下記の動画をご覧ください。

白内障手術と手術後の見え方について (動画:8分18秒)


現在の白内障手術は超音波乳化吸引術といいます

白内障の手術は、濁った水晶体を取り除く手術ですが、現在は超音波によって水晶体を細かく破砕(乳化)して吸引する超音波乳化吸引手術が主流になっています。この際、当院ではわずか2.2~2.8mmの極小切開創で手術を行います。創口が小さいので、縫合する必要は全くなく、術後の乱視へのリスクや感染症へのリスクを軽減いたします。また、目の状態などで多少の個人差はありますが、最近の手術時間はおおよそ5~10分ととても短く、麻酔方法も点眼麻酔や前房内麻酔などの局所麻酔によって痛みがほとんどありませんので、患者様の不安・負担が大幅に軽減されてきました。翌日からほぼ普段と同じような生活を送ることができますので、かつての手術のような入院による時間的・経済的な負担はありません。


  • 点眼と局所麻酔(前房内麻酔)後、水晶体を包んでいる袋を切開します。
  • 濁った水晶体の中身を超音波で砕いて取り除きます。
  • 人工水晶体(眼内レンズ)を折りたたんで水晶体の袋の中に入れます。
  • 創口は縫合することなく自己閉鎖します。

当院での白内障手術の流れ

1.手術日決定

  • 院長もしくは担当医師から手術について説明があります
  • スタッフから手術に向けての準備と生活についての注意点を説明いたします
  • 手術同意書をお渡しいたします

2.手術前日

  • 入浴、洗髪を済ませておいて下さい

3.手術当日

  • 普段通りに食事を済ませ、服用中のお薬も飲んで頂けます
  • 体温、血圧測定を行います
  • 点眼を行い、手術をお待ちいただきます
  • 消毒を行い手術開始です
    (白内障の進行具合や目の状態によりますが、5~10分程度です)
  • 安静後、体調などに異常がなければ帰宅して頂けます

<術後の注意点>

  • 術後は目を強く押さえることは控えてください。
  • 清潔を保つようにつとめてください。
  • 洗顔、入浴、洗髪については医師の指示に従ってください。
  • 決められた回数の点眼を必ず継続してください。
  • 気になる点は、クリニックにてご相談ください。

白内障手術でよくある質問

Q. 白内障の手術は、痛みはないのですか?

A. 麻酔を行いますので、ほとんどの方は痛みを感じません。

Q. 麻酔は局所麻酔で行うのですか?

A. 点眼の麻酔薬のみで行うことのできる方もいらっしゃいますし、痛みにとくに敏感な方には、眼球の周囲にも麻酔薬を少し加える場合があります。

Q. 遠くも近くもメガネなしで見える人工の水晶体があると聞いたのですが?

A. 「多焦点眼内レンズ」という人工の水晶体レンズのことです。 当院でも取扱いがございますので、ぜひご相談ください。
⇒ 多焦点眼内レンズの詳細はこちら

Q. 手術後の運転はいつごろから可能ですか?

A. 手術後の視力にもよりますが、メガネなしでも十分に視力が保たれていれば可能と思われます。但し、手術後しばらくは炎症もありますので、術後の診察を受けながら医師の指示にしたがってください。当院での手術では一般的には術後5日目には運転再開できると患者様に説明しております。

Q. 手術後の点眼はどんな役割があるのですか?

A. 傷口から細菌が入るのを予防し、傷の治癒を早める薬です。特に細菌が創口から入り、眼の中で炎症を引き起こす眼内炎という術後合併症にならないように、点眼は必ず守ってください。

手術の合併症について

白内障手術は安全で成功率の高いものですが、それでも合併症が皆無というわけではありません。万一、合併症が起きた場合にはそれに対する最善の治療をおこないます。緊急の処置や再手術が必要になることがあります。

1. 出血

手術中に異常に血圧が上がったり、強く緊張する、咳き込むなどの負荷が加わったりすると、目の奥にある動脈から急激な出血が起こることがあります。これを駆逐性出血といいます。このような出血の頻度はきわめて少ないのですが、視力が大きく損なわれます(発生頻度は10,000例に1回と言われています)。

2. 感染

手術に際しては、目の周りの消毒を十分に行い、完全に滅菌された器具を使いますが、それでも睫毛の生え際には細菌が存在しており、きわめてまれに眼の中に細菌が入り、目が化膿してしまいます(発生頻度は2,000例に1回と言われています)。その場合緊急に眼内を洗浄する必要があり、再手術を要します。再手術を行っても視力が改善しないこともあります。

3. 高眼圧

術後の炎症や出血、および手術前からあった緑内障の悪化などが原因となり、眼圧が上がることがあります。多くの場合、点眼や内服治療でコントロール可能ですが、まれに緑内障の手術が必要となることがあります。

4. 後嚢破損

水晶体を支える組織が弱く、その影響で手術中に水晶体の袋を破損することがあります。そのため眼内レンズが挿入できないことがあります。このような場合には、後日あらためて眼内レンズを眼球に直接縫いつける手術を行うことがあります。

5. 水晶体の落下

水晶体を支える組織(チン小帯)が弱い場合や後嚢破損が生じた場合、水晶体が硝子体腔に落下することがあります。落下した水晶体が少しであれば吸収を待ちますが、吸収が遅い場合には、当院では硝子体手術の設備を備えており、それによって落下した水晶体を取り除きます。

6. 屈折異常、乱視

眼内レンズのピントは一ヶ所にしか合いません(単焦点)ので、ほとんどの場合は手術後には眼鏡による矯正が必要になります。眼内レンズのピントを遠方、近方のいずれに合わせるかは、手術前に執刀医と良くご相談下さい。また手術後に乱視が生じることがあり、強い乱視の場合は、今ではトーリック眼内レンズとよばれる特別なレンズが開発されていますので、これを挿入することで乱視を軽減することもできます。

7. レンズ度数の誤差

強度近視の方などでは眼内レンズの度数が術前の計算とずれることがたまにあります。度数のずれが大きい場合にはレンズを取り替える手術をすることがあります。

8. 後発白内障

術後数年以内に約10%の頻度でレンズを支える袋(後嚢)が濁り、視力の妨げになることがあります。その場合は、外来でヤグレーザーによる後嚢切開により濁りを除き、視力はすぐに回復します。

9. 黄斑浮腫

眼底の最も視力に重要な部分(黄斑部)に「むくみ」が生じるもので、視力が一過性に低下することがあります。点眼による治療を行ないますが、視力低下が持続する場合にはステロイドの眼球注射や追加の手術を行なうこともごく稀にあります。

10. 水疱性角膜症

角膜の内皮細胞が元々少ない場合、白内障の手術後に角膜が濁り、重症な場合には角膜移植手術が必要になることがごく稀にあります。

難治性白内障とは

白内障の中には、角膜混濁眼の白内障、アトピー性白内障、過熟白内障,外傷性白内障、先天性白内障、水晶体脱臼などの難治性のものもあるため、注意が必要です。 手術顧問であるおおしま眼科クリニック院長 大島医師はこの分野に長けており、多くの手術経験を有しております。とりわけ角膜混濁眼の重症白内障に対する新しい手術方法を開発して世界的な評価と受賞を受けました。

大島医師のプロフィールはこちらをご参照ください
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